紅の終幕劇

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袋閉じは、着物イチゴ
巻頭カラーは、着物イチゴ、ルキア（後姿）、レンジ、おり姫。神主石田（小さい）

暗闇に堕つ…！！

東仙蠅倒れる

平子の卍解とは…！？

刀をくるくる回す平子
藍染『…面白い形の刀だ』
平子『ええやろ　貸さへんで』
藍染『だが　別段何かが変わった気配は無いな　”神経を支配する”というのは聞き違いかな』
平子『何言うてんねん　変わってるで　もう
あらア????？なーーんや…　　エエ匂いがせえへんか？
今更息止めたかて遅いで　　　　　ようこそ
逆様の世界へ』
藍染には、平子が逆様に見える
藍染（上下ーーーー　いや左右も逆か）
平子『これが「逆撫」の能力や　相手のコントローラーの上下左右を逆にする
落ちゲーのトラップみたいで　おもしろいやろ？　　ま　オマエはゲームなんかせえへんやろうけど
なッ』
藍染に向かってダッシュ平子
藍染『…確かに面白いな　全てが逆だ　上下左右
前後もな』
平子の攻撃を、かわそうとする藍染
平子『！！』
藍染『気付かないとでもーーー思ったか！』
が、藍染斬られる
平子『気付けへんかった　みたいやな　上下も左右も前後も逆ーーー
ついでに見えとる方向と斬られた方向も逆や
上下左右前後ダメージを受ける方向ーー　それをイチイチ全部頭ン中だけで反転して戦えるか？
無理や　そんな奴いてへん　強けりゃ強い程　　戦いに慣れていりゃ慣れとるほど
体は見たまま　　反射で戦う！！』
平子、藍染に斬りかかる
藍染かわす
平子びっくりした顔
藍染『何だ　何かと思えば　只の眼の錯覚か』
平子背中斬られる
藍染『五感全てを支配する　私の力には程遠い　慣れてしまえば何の事は無い
子供の遊びだよ　平子真子』

東仙回想

何故だ

東仙『何故あの男が死刑ではないのですか！！　四十六室にお目通りを！！どうか！！』

何故だ

何故だ

何故だ

どうしてーーー


人間に戻った東仙
眼を開ける

横たわった東仙を見下ろす、狛村、檜佐木
東仙『…狛村…　…檜佐木…』
狛村『喋るな　ホロウの力のお陰で呼吸は出来ているが喉が裂けているのだ　今は喋らなくていい』
東仙『…』
狛村『東仙…　貴公は戦いの前に言ったな…　”我々がいづれ刃を交えることになると知っていた”と
実は儂も戦いながら同じことを感じていた　　恐らく檜佐木も同じはずだ
今までの我々の関係は仮初だった　我々はいづれ刃を交えーーー　こうして
心から解り合う運命だったのだ
憎むなとは言わん　恨むなとも言わん　ただ己を捨てた復讐などするな
貴公が失った友に対して　そうであったように　　貴公を失えば儂の心に穴があくのだ』

東仙目に涙…
東仙『…ありがとう　…狛村
…檜佐木　顔をよく見せてくれ…　ホロウ化の影響で今はまだ眼が見えているのだ…
今のうちにお前の顔を見ておきたい…』

東仙、いきなり血まみれになる

檜佐木『…　隊長…！？隊長…！！』
狛村上を見ながら『藍染！！！！！』

藍染にっこり

藍染後ろの空間が開き、そこからイチゴが。。。


勝機あり…っ！！